フェアトレードとバーバリー
主人が職場の方の結婚式にお呼ばれされ・・・
それを知った義母が、結婚式用にネクタイとシャツと下着をプレゼントしてくれました♪
主人は仕事でスーツを使用しません。
結婚して主人がスーツを着たのは職場関係者の葬儀くらいで、私は主人のカッターシャツのサイズを知りません。
義母のプレゼントのシャツは主人にピッタリサイズ、さすが義母!すごいなぁ。。。
でも、プレゼントの下着はトランクス・・・主人は昔からボクサーパンツ派なのに(笑)
主人:「これはヴァイにプレゼントだって。1万円だって」
義母が私にも♪
それは1m四方の、凝った刺繍が施された布でした。
エキゾチックで可愛い。。。
でも、なぜこれを選んだのだろう・・・
これを何に使えばいいのだろう・・・
それは、お礼の電話をかけて分かりました。
義母:「バングラディシュの貧しい女性達がね、安い賃金で搾取されてるのよ。
それを、労働に見合った賃金を与えるべく、相応の代金で買うって活動があってね、協力したの。
こういうのにお金を払うのって、払う価値があると思わない?」
さすが義母~!
一昨日主人の実家で、実家らしくないスリッパをみかけて気になっていたのですが、それもこの支援活動で購入したものだとか。
ってことは・・・
刺繍風かと思ったら、正真正銘の手作りの刺繍。。。
1万円の布ってだけで、私には勿体無い代物だと感じましたが
バングラディシュの女性が一針一針手縫いで刺繍したと思うと、ますます恐れ多い品です。。。使いこなせないよぉ~ι
義母のこの話を聞いて調べてみると、
これはフェアトレード(ウィキペディア参照)というそうです。
この活動をする団体も複数ある様。
義母が購入した団体名はわかりませんが、
東京の特定非営活動法人「シュプラニール」のホームページにフェアトレードについてわかりやすい説明を見つけました。
そういえば以前、NHKの「色んな職業を紹介する番組」で、
生産者側に売り物として通用する品質基準を教えたり、女性達だけで自立して働ける流通システムの確立に尽力する、NGO勤務の日本人女性を見た事がありました。
テレビで見た時は『海外で活動する偉い人』って遠く感じたけれど、「お買い物」という身近な行為で、私達も海の向こうで頑張る彼女や現地の女性達と繋がるんですね。
でも・・・
きっとバーバリーのネクタイは・・・ネームバリューで原価の何倍もの価格を払わされて・・・お財布から搾取されちゃってますよ、義母(汗)
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コメント
これって、インテリアとして壁に貼るだけでも
けっこういいんじゃないですか??
使い道があまり思い浮かばない・・・・。
でも、義母のその気持ち、嬉しいですね♪
投稿: ナディアちゃん | 2008年5月30日 (金) 08時17分
フェアトレード、初めて聞いた言葉です。
HPを見て、少し考えさせられました。
その国によって物価や賃金が違う事は
仕方がないけど、
作ってくれたヒトに感謝の気持ちも
忘れないようにしないと、ですね。
この布可愛いですよ★
外国の子供部屋のインテリア本とかで
壁にかかってる感じ♪
きっとすごく時間をかけて、ちくちく
したんでしょうね〜。
投稿: ららこ | 2008年5月30日 (金) 21時10分
>ナディアちゃん
ソファカバー、テーブルクロス、タベストリー・・・ありきたりな使い道しか浮かびません。。。いまのとろこ、寝室の絵をこれに替えるくらいかなぁ。。。
一人息子に色々プレゼントするのはわかるけど、いつも嫁の存在も忘れず気にかけて下さる義母に感謝です♪
>ららこさん
私もカラフルだからか子供部屋が浮かびました。寝室に飾ろうと思いつつ、既に飾っている絵のやりどころがなくて思案中です。
>作ってくれたヒトに感謝の気持ちも
忘れないようにしないと、ですね。
そうですよねー、100均大好きだから、私ι
アジアの貧しい方達の労働のおかげで100円製品が成り立つわけですから、私の趣味は搾取の上に成り立ってます。。。
フェアトレードを知る前でしたが、「100均ありがとう」の意味も込めてミャンマーの被災支援に募金しました。届いたかなぁ。。。
投稿: Violet-Fiz | 2008年6月 2日 (月) 01時22分