安曇野ジャンセン美術館
ジャン=ジャンセンの絵画が展示される『安曇野ジャンセン美術館』(公式ホームページ)に行きました。同敷地内、別の建物にカフェがあります。
庭のちょっとした雑木林を通ると見える、
大きな三角屋根が印象的な隠れ家的建物。
暗い室内に、1階と2階にわけてジャンセンの絵画が展示され絵の正面にソファーが用意されています。時間がなくて座っては鑑賞できませんでしたが。
本当の道具は知らないけど・・・筆ペンで描いたみたいな、硬質な線を勢いよく走らせたタッチで、塗りもパテで塗られていますが荒々しさはありません。
(こういう絵です→ ジャンセンの絵、スライドショー)
いわさきちひろさんの絵と同じく、
これこそウェブや印刷で観るのと本物とでは別格!
主人いわく、ジャンセンの絵には幼稚なエロチシズムがある。。。
展示は寂しい色彩で、白い肌の女性の後ろ姿が多かったのですが、主人の表現がわかる気がします。
堂々としたエロチシズムや官能的な絵画ではなく、
少年がこそっと覗いちゃった的な、ほのかな思春期を感じさせるエロさと妖艶さを感じました。
恥ずかしながら今まで知らない画家でしたが、素敵な絵です。
数は少なかったのですが風景画や、何メートルかあるキャンバスの老人の絵が迫力あって素敵でした。。。
美術館のパンフレットにもなっているボートの絵が無く・・・お聞きしたらよその展示会に貸出中だそうで、残念ですι
別館のカフェには時間がなくいけませんでしたが、
緑が豊富なお庭をながめながらのコーヒー、良い時間が過ごせそうです。
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