安曇野ちひろ美術館
いわさきちひろさんの美術館、『安曇野ちひろ美術館』(公式ホームページ)を訪れました。
この美術館はいわさきちひろの個人美術館であると同時に、世界の絵本の専門美術館でもあります。
明るい色調で、ナチュラル系の木をいっぱい使った、シンプルなデザインの館内。
北欧インテリアや無印良品的なインテリアが好きな人が好きそうな雰囲気の建物です。
金属製の魚のアートが展示されていたり、お昼寝用のウッドチェアが用意されていたり、私が行った時期は木製の『子供のイス展』も併設されており、
展示されている絵のみならず、美術館そのものが楽しめます。
息子がもっと大きかったら良かったのにと思える、子供に見せたい美術館です。
美術館の外の広い敷地には青々とした芝生が広がり、池とその周辺にはキレイに砂利が敷かれていました。
裸足の息子を砂利に降ろそうとしたら足をすくめて嫌がる。。。
無理やり降ろしたら、お尻を浮かして不快感たっぷり・・・。すぐ抱っこしたけど、やけに無口だと思ったらやはり砂利を口に頬張っていました・・・油断も隙も無い(汗)
ちひろファンの義父にとっては、期待していた、ちひろさんらしい母子のイラストが無くて残念だったそう。
有名な者は全国の展示会をまわっているのでしょうか。私は見慣れない絵が複数見られて面白かったのですが。
ちひろさんのイラストの展示以外に、ちひろさんの一生についてのパネルや本人の私物の展示の他、
有名な絵本作家の挿し絵が何点も。
「あ、これもう買ってあげた」「これ買ってあげたい」と思いながら観賞しました。
『子供のイス展』では幼稚園のイスより小さめの、あたたか~い、いかにも丁寧な手仕事で作られた北欧家具調の幼児イスがたくさん。。。
すごく可愛かった♪旦那が作ってくれないかなぁ。
今まであまり好きではなかった、ちひろさんの絵。。。
子供が産まれてから観ると、見事に子供の身体的特徴をとらえた絵、軟らかい色彩に魅了されました。
絵本に印刷された、ペラッとした絵でみるのと原画では全く印象が異なりますね。
←しかし私にとっての収穫は、絵本展のなかで酒井駒子さんの挿絵原画がみられたことです。
展示されているなんて知らなかった・・・。
絵本で見ても素敵なんだもの。原画は当然、素晴らしかったです。
美術館内にはカフェとお土産屋さんがあり、お土産にはちひろさんのイラストがプリントされたTシャツやマグカップ等ちひろグッズ他、展示されていた絵本挿絵の絵本が並びます。
長野にまできて、どこでも買えるのに絵本を買ってしまいました。
・・・重い(笑)
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