南阿蘇のトロッコ電車

義父が、テレビで見た南阿蘇のトロッコ電車（公式ホームページ）に乗ってみたいと言う。。。→
偶然にも数日後、私も深夜番組「ドォーモ」でそのトロッコ電車を見ました。
主人に話すと大乗り気で、スグに行くことに。

テレビで見た感じは、地上数十メートルの渓谷にかかる鉄橋を、窓ガラスのない筒抜けの電車で渡るスリリングな旅の様です。

「老人は、早めに行って１時間でも２時間でも待つのは良い。でも観光を詰め込んで、焦って走らされるのは辛い」
という義父に合わせ、目的はトロッコ電車ひとつのみ！

高速１０００円を利用し、３時間かけて南阿蘇へ。
予約が間に合わなかったので、発車４０分前に立野駅に着いて当日券を購入し、

車内で、朝つくったお弁当を食べながら待ちました。
周囲のお店は古くて小さなお土産・お弁当屋さんとお食事処の２軒のみ。ランチを持参していて良かったわ。

私達は１４：３５の最終便。
いざトロッコの５０分の旅へ！

   

息子がはしゃいで渓谷に落ちたら・・・と心配していたのに、

息子は眠気と不慣れな乗り心地にじーじのお膝の上で固まっています。　

思ったより速度が速く、出発してまもなく
テレビで見た渓谷とトンネルに、乗客から歓声が♪

が、はじめに渓谷２回、トンネル２回を終えるとあとはず～～～～っと、のどかな田園風景です。渓谷もテレビで見るほど高く感じません。（地上６０メートルだったかな？）

義父・私：「テレビのイメージと違―――う（汗）」（↑暗いのはトンネル内）

テレビでは渓谷しか映さないのでてっきり恐怖の連続かと思いきや、最初の数分以外は各駅停車ののんびり旅です。全然スリリングじゃないよι

トロッコは１～３号車まであり、席は１ボックス４人用ですが狭いです。
１ボックスに大人２人がちょうどいいくらい。

席番号を割り当てられますが、私達のいる３号はガラガラだったので
席を移って一人で座ったり、撮影のため右へ左へウロウロできました。
当日券で良かったわ。

私は家族と離れ、一人で座って車窓を撮影していたら・・・
↓途中で小さなお客さんが目の前に飛び乗ってきて、しばし相席を楽しみました♪

オープンカフェのある駅、温泉がある駅、馬のショップ店員がいる駅、名水の湧水が近い駅、お城の駅など個性的な駅に停車しつつ高森駅を目指します。
（トロッコを楽しむなら下車はしません）

そこから折り返しの普通電車で帰るのですが、こりゃまた４０分待ち。
駅のカフェ「ＰＯＰＰＯ」でパフェを食べながら、ゆっくりと待ちました。

駅に「始発」って書いてある・・・。
どうやら高森駅から乗って、終盤に渓谷のスリルを楽しむのが本当だった様（汗）

そしてまた３時間かけて長崎へ帰郷ドライブ。

５０分のために車で往復６時間、待ち時間１時間２０分・・・。
義父にあわせ時間を贅沢につかった、ゆる～い旅。

精神的に癒されて、肉体的にどっぷり疲れる旅行となりました（笑）

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