贅沢な・・・フェレットにネット付昭和レトロ布団 作り方

妹は実家で白いフェレットを飼っています。
（マニュアル運転免許を取らねばならず、まだ日本にいますι）

名前はジャン＝ピエール。

飼い始めた時の彼氏がフランス人だったからでしょうか？
イギリスにいる旦那がフランス人が大嫌いなのに、改名しなくていいのか心配です・・・。

うちの息子は寝言で「ジャンピエ♪」と呼ぶほどお気に入り。
実母は「ピエ様」と呼んでいます。

で、そのフェレットとやら・・・。
イタチの仲間で『イタチの最後っ屁』ということわざがある通り、イタチもフェレットも悪臭のガスを出して逃げる習性があります。

臭い袋は除去し、去勢もし、トイレトレーニングもしつけられた良品フェレット君ですが、それでも臭い（汗）

犬や猫の臭さとは違い、獣臭いです。
アンモニア系の、かなりの体臭をお持ち。

凄く賢い生き物で、従順かつ見た目もこんなに綺麗な動物なのに、
唯一の欠点、・・・かな？

１日の殆どを寝て過ごすらしく、妹からお布団を作ってと依頼されました。
動物に布団？！というか、フェレットに布団？？！！

寒さに弱い上、無防備にダレーンとお腹を上に向けて一直線で寝るから、お布団が似合いそうなんだとか。

「贅沢な！（汗）」と呆れる実母。

余った布は沢山あります。良いでしょう。作りましょう。

そしたら、サザエさんに出てきそうな昭和な感じの、ネットのある布団にしてくれ・・・と。
うちに白い布がなく、手芸店に買いに行きました。

ただの白い綿なら安いだろうと思ったら、意外と安くなかったわι
贅沢な！（汗）

ネット付の布団なんて実家にもうちにも無いので、
幼少期の記憶を頼りに、うろ覚えで作ることに。（↓クリックで画像拡大します）

ネット部分は１００均のランドリーネット（衣類を傷めないように入れるネット袋）を使用。
ネットから透ける、敢えて古臭い花柄生地は１００均のハギレです。

本当のお布団なら花柄の掛け布団に、ネット部分が透けた布団カバーを掛けるのでしょうが、
これは白い生地のくり抜いた部分にだけ花柄生地とネットを縫いつけています。
レトロ感を増すため、端にレースを縫いつけました。

１．楕円にカットした穴部分の端は、表からジグザグミシンで処理。

２．裏から大雑把に切ったネット、次に花柄のハギレをあててマチ針で留める。
表から、楕円の穴の端から数ミリのところでグルッと一周直線縫い。

３．裏にして、楕円に縫いつけた直線の端から数ミリの幅でネットとハギレをカットし、
ネットとハギレを重ねてグルッと一周ジグザグ縫い。（シーツは縫わないように）

４．レース生地を挟んで中表になるように布を閉じ、下部の空き口以外の四隅を直線縫い。
縫い目に気を付けて、縫いしろの四角をカット。

５．開き口から布をひっくり返し、中身をいれる。

６．レースを抑えるために上部を直線縫い。
下部は開き口だけを手縫いでコの字縫いするか、開き口を押さえてミシンで端を直線縫い。
（私はレースの縫いつけと対になるので直線縫いしました）

７．中身が寄れないように、カバーと中身を数か所縫いとめて完成！

中身は、掛け布団の方は１００均のドミット芯を畳んで入れました。
糊で平べったく固めた、パッチワーク等に使う綿です。
これなら厚みが均一だし、綿の様に一方に寄れず、軽くて暖かいかなと。
洗った時にカバーと分離しないよう、タオルの４か所を１センチほどカバーに縫いつけています。

敷布団の中身は、タオルを３枚重ねて縫ったものです。
同じく、洗った時に分離しないよう、タオルの４か所を１センチほどカバーに縫いつけています。

まず売ってないでしょうけど・・・サイズピッタリのオーダーメイド。
買えば高いそうじゃない？ビバ！手作り♪

ジャンピエさん・・・
寝心地はいかがでしょうか？

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